名著と名高い「砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)」を読み始めたところ、いくつかの言葉が気になり先へ進めず……。
よし、検索だ。
まずひとつめは「竹の砂糖」とは何なのか。
ググってみると、同じ本を読み、同じ疑問を持たれた方がいらっしゃいました。
この本を読んでいて、冒頭の辺りで砂糖の原料となったものはサトウキビ以外にも色々あり、珍しいものでは竹を原料にした砂糖もある、という記述があった。
こちらの記事によると、竹には砂糖の原料となる成分が5%ほど含まれているらしい。しかし、サトウキビ(搾汁)の70-80%に比べると割合は低く、竹から砂糖を作るというのは非現実的であるとのこと。
では検索一位の記事を。
日本には竹糖という、在来種のサトウキビがあるそうです。沖縄などで栽培されるサトウキビよりも小さくて、和三盆の原料になるそう。
ちなみに和三盆とは……。
和三盆(和三盆糖)とは、徳島県や香川県などで作られる砂糖のこと。口溶けがよくきめ細かい、上品な味わいが特徴です。上白糖とは違い、竹糖(ちくとう・たけとう)という徳島県・香川県に生息する在来品種のサトウキビを原料に作られます。
おお、ここでも竹糖の文字が。
まとめると、
・竹から砂糖を作るのは難しい
・日本在来種のサトウキビ、竹糖を使って砂糖を作ることができた
本に書いてあったのはこの竹糖と考えればよいのかもしれません。